お得に携帯電話(iPhone)の機種変更をする方法
今日は、携帯電話(iPhone)お得に機種変更する方法 について備忘録的に記したいと思います。
それまで長年使い続けていた「iPhone6 16GB」がさすがに限界だったので、自分と妻の携帯電話2台分を最新の「iPhoneXR 128GB」に機種変更することとしました。
携帯電話料金については、毎年(毎月?)目まぐるしく変化しています。2019年10月に施行された「電気通信事業法」改正の少し前にやったことなので、今回と同じように機種変更することは難しくなってしまったのですが、今後、携帯電話の機種変更をする際に役立つ内容(裏ワザ的内容)もありますので、是非参考にしてもらえればと思います。
機種変更の流れ
変更前の携帯電話会社と機種
- 自分携帯電話会社:UQモバイル、機種:iPhone6 16GB(iPhone6のキャリアはauで、SIMロック解除不可のもの)
- 妻携帯電話会社:UQモバイル、機種:iPhoneSE 128GB(iPhoneSEは、アップルストアで購入したSIMフリー携帯)
機種変更のおおまかな流れ
最初に、ザックリ説明してしまうと、
ステップ1)ソフトバンクに乗り換えて最新の携帯電話に機種変更する
ステップ2)ソフトバンクのままだと毎月の携帯料金が高くなってしまうので、数か月後に格安スマホ会社に再度乗り換える
ステップ3)旧携帯電話は、ソフトバンクへの下取りではなく、自分で売却する
というのがおおまかな流れです。
では、次から詳しく説明していきます。
ステップ1:UQモバイルからソフトバンクへ乗り換え
(1)ソフトバンクへ乗り換え
ケーズデンキの携帯売り場で、携帯電話会社をUQモバイルからソフトバンクに乗り換えて、機種を新しくしました。検討を始めてからそれまでの間、いくつかの店舗で話は聞いていましたが、たまたま入ったケーズデンキにいた店員(ケーズデンキの店員ではなく、携帯会社の臨時派遣社員)の話が詳しく、また、他に比べキャッシュバックの金額もかなり魅力的だったため、その日は時間もなかったので即断はしませんでしたが、名刺をもらい次の日に再訪し、契約しました。
機種は、「iPhone8」「iPhoneXR」「iPhoneXS」から選ぶことが出来、選ぶ機種によって携帯本体料金が異なりました。自分の場合、そこまでハイスイペックの機種は必要なかったのと、それまでストレージ容量が16GBしかなく、インストールしたいアプリや写真撮影も泣く泣く我慢していたこともあって、ストレージ容量はある程度欲しかったので、金額と相談して、「iPhoneXR 128GB」を選びました。(その時、その店舗では、「iPhone8」は64GBまでしか選べなかった。)
UQモバイルを解約する(ナンバーポータビリティをする)際には、結構お得な割引を提示され引き止められたため、若干、心が揺れましたが、そこは潔く「結構です!」と断る必要があります。
(2)契約内容
ソフトバンクのままだと毎月の携帯料金が高くなってしまうので、数か月後に格安スマホ会社に再度乗り換える前提で契約します。店員さんのアドバイスで、契約後すぐに解約してしまうと ブラックリスト!? に載ってしまう可能性があることと、当時は、SIMロック解除に100日必要であった(携帯本体料金を最初に一括払いしてしまえば、すぐにSIMロック解除は出来ましたが・・・。)という2つの理由から、3ヶ月後(4ヶ月目)に解約することとしました。
なお、ソフトバンク契約期間の携帯本体料金は月払い(毎月割引で相殺)となりますが、解約時には残額を一括払いする必要があります。
当初は、自分と妻の携帯電話2台分を契約するつもりでしたが、子供の携帯を契約することで、親(1台分だけ)の毎月の料金が割引になり、また、キャッシュバックの金額も大きくなるとのことだったので、子供はまだ携帯電話が必要な年齢ではありませんでしたが、契約することにしました。要するに、「個人情報と引き換え」といった感じですかね。。(それによる実害は特にありませんのでご心配なく。)
(3)旧携帯電話の扱い
旧携帯電話(iPhone6、iPhoneSE)は、ソフトバンクでも下取りしてくれます。下取り金額は機種により異なります。詳しくは記憶していないのですが、1台あたり、数千円から1万数千円程度だったと思います。ただし、その金額を一括で貰えるのではなく、契約期間(2年間)で分割して毎月の携帯料金から引かれるシステムなので、ひと月だと1台あたり約500円程度になります。
解約してしまうと、下取り金額の支払いも解約と同時になくなってしまいます。今回は4ヶ月間だけ契約するので、1台あたりの利益は約2,000円程度です。それなら、下取りに出すより自分で売却した方がお得だろうと考え、旧携帯電話(iPhone6、iPhoneSE)は、自分で売却することにしました。(旧携帯電話の売却については、後ほど詳述します。)
(4) キャッシュバック金額
キャッシュバック金額は、子供の携帯電話を契約することで、3台分でなんと!! 総額190,000円 です。ただし、現金でのキャッシュバックではなく「JTBギフトカード」っていうところがミソで、若干使い勝手が悪いのですが、おそらく想像するに、いろいろな法律の関係上、致し方ないのでしょう。
「JTBギフトカード」は、現在の様々なキャッシュレス還元制度も相まって、なかなか使う機会がないのですが、有効期限が長いので問題ありません。今は、現金や商品券を使うより、スマホ決済などにより、ポイント還元した方がお得なことが多いので急いで使う必要はありません。(最近は、大規模なポイント還元も少なくなりましたが・・・。)
また、金券ショップで現金化してしまう方法もありますが、金額が目減りしてしまうので今のところやるつもりはありません。
(5) 「Yahoo! JAPANカード」
その時はまだあまりメジャーではなかった(自分が知らなかっただけ?)「Yahoo! JAPANカード」を携帯の契約と合わせて作りました。「Yahoo! JAPANカード」で携帯電話料金をクレジットカード払いすると、その当時は、Tポイントが3倍(だったかな?)になるのと、期間固定ポイント10,000ポイントがもらえるキャンペーンをしていたためです。
期間固定ポイントは、なかなか使いづらいのですが、「ふるさと納税」の支払いに使えますので、無駄にすること無く有効に活用出来ました。
ステップ2:ソフトバンクから格安スマホ会社へ乗り換え
格安スマホ会社もたくさんあるため、どこにするか、これまたかなり悩みます。。。ソフトバンクの前に契約していた「UQモバイル」は、料金、回線スピードともに不満はなかったのですが、さすがに4ヶ月で出戻ることに抵抗があったのと、携帯電話会社のサブブランドではない純粋な格安スマホ会社も試しに契約してみたいと思い、除外しました。
回線スピードは落ちますが、サブブランドではない格安スマホ会社の方が料金は安く抑えられますね。検討した主な格安スマホ会社は、以下のとおりです。
① LINEモバイル
② mineo(マイネオ)
③ IIJmio(アイアイジェイミオ)
ここでは、格安スマホ会社に関する詳細な比較検討結果の説明は省きますが、通信老舗の格安スマホ会社である「IIJmio(アイアイジェイミオ)」にしました。
たまたま立ち寄ったヨドバシカメラで、
- 1年間限定で、月額980円(通話料除く)、通信量2倍(3G⇒6G)
- 契約事務手数料0円
- 1年間契約で実質無料となる携帯電話が1契約につき1台付いてくる
という超お得なキャンペーンをやっていたため、
「IIJmio(アイアイジェイミオ)」を選びました。
ステップ3:不要な携帯電話の売却
自分で携帯電話(iPhone)を売却する場合には、以下のケースがあります。
①アップルストアで下取り
②中古ショップ(ネット、実店舗)
③フリマアプリ(メルカリ、ラクマ、PayPayフリマ等)
アップルストアは、新しいものを購入する際の下取りとなるので、今回は対象外になります。②と③のそれぞれの傾向としては、以下のとおりです。
②中古ショップは、トラブル等は安心だけど、買取価格は低め
③フリマアプリは、トラブル等が少し不安だけど、買取価格は高め
私の場合は、もともとフリマアプリ(メルカリ、ラクマ等)をやっていたので、中古ショップの買取価格を参考にしながら、フリマアプリをベースに売却しました。売却金額は、以下のとおりです。
iPhoneSEは、秋葉原の「イオシス買取センター」で売却しました。有名なところのようで、結構混んでいました。モノによっては高価格で買取りしてもらえる可能性があるので、フリマアプリでの手数料(送料、売買手数料)や個人売買時トラブルを考えると、こちらで売却してしまうことも大いに検討の余地があります。
ただ、この時、同時に持って行ったiPhone6の買取価格が¥1,000だったので、iPhone6については、フリマアプリで売却することにしました。結果として、フリマアプリだと約8倍の金額で売却出来たので、是非、フリマアプリをオススメします。
機種変更に係わる収支の公開
機種変更に係わる収支(当初の想定金額と最終的な確定金額)を参考に公開します。
注1)消費税8%時点のものです。
注2)プラスが支出、マイナスが収入を示しています。
「UQモバイル」をそのまま使い続けた場合と比較しているため、「UQモバイル」の4ヶ月分の料金分(それまでの実績からの想定金額)を差し引いています。
ソフトバンクの4ヶ月目の料金が当初想定金額と大きく違ってしまったのは、4ヶ月目に子供の携帯電話の解約手続きをした時点で、4ヶ月目の親の料金割引がなくなってしまったからです。契約時、店員はそんなこと言っていなかった(知らなかったのか?)ので、若干、騙された気分になりました。。。
不本意でしたが、今後の参考に、皆さんもチェックしてください。
ソフトバンクからIIJmio(アイアイジェイミオ)への乗り換えをかなりお得に出来たため、結果として、機種変更をしたにも係わらず、約3万4千円のプラス とすることができました。
まとめ
もともと、大手キャリアの2年自動契約更新に嫌気が差して、当時は契約期間のなかった(今は変わったのかな?)「UQモバイル」にキャリアを変更し、「UQモバイル」を契約したまま、アップルストアでSIMフリーのiPhoneを機種変更しようと考えていました。(当時、シミュレーションした結果、大手キャリアを契約し続けるより、その方がお得だったので。)その場合は、機種変更するのに、下取り金額を考慮したとしても、2台で約18万円程度は覚悟していました。
iPhoneの高価格化と日々変わる携帯電話事業のキャンペーン等により、今回のことを行うことで、結果として、機種変更をしたにも係わらず、約3万4千円のプラスとすることができました。当初想定していた金額との差は、約20万円 なのでかなり大きな金額です。
時間と手間は少し掛かってしまいますが、家計の節約にものすごい効果がありますので、この記事を参考にして、皆さんも是非上手に機種変更を検討してみてください。